人材育成は緊急な課題?
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人材育成は緊急な課題?
近年弊社には新卒・中途社員に対する採用面接に同席してほしいという依頼が増えております。
一貫性のある人材育成を行うためにも、自社の理念にあった人物を採用し、大切に育てることが企業の存続にとって重要課題となってきていることの表れだと感じております。
実はここにポイントがありまして「重要課題」というものにも2つあり、緊急性を要する重要課題と、重要ではあるが緊急性を要さないものとがあります。
人材育成はどちらの重要課題となるのでしょうか?
ご察しの通り、人材育成に関しましては「緊急に・・・」「急いで・・・」という言葉が最もそぐわないものであります。よって本来人材育成とは、重要ではあるが緊急性を要さない将来を見据えた重要課題であるべきだと考えております。
しかし実際には何か問題が起こってからあわてて「社員を育成しないと」「社員教育をしないと」となり、早急に解決しなければならなくなることがほとんどだと思います。
人が育つにはある程度の時間が必要です(ダラダラと時間をかけることは禁物)。
時間をかけるべき時期を見誤ってしまうと、後々その何倍もの時間をかけて修正していく必要性がでてまいります。最悪な場合、修正が効かないこともあります。
適切な時期に、適切な時間をかけることを心がけましょう。
現在、最重要課題として真剣に人材育成に取り組む企業が増えてきております。
「重要な課題」である人材育成が「緊急な課題」にならないことを切に願います。
株式会社マイセルフ
篠田 徹也
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